仕事の失敗でクライアントに切られてしまったときに立ち直る方法

仕事の失敗でクライアントに契約を切られたり「担当から外れてくれ」なんて言われたり。一生懸命仕事をしていても取り戻せない失敗をしてしまって、クライアントからの信頼も会社の信頼も失ってしまう。そんな時あなたならどう乗り越えていきますか?

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クライアントに切られた私の体験談

今、思い出しただけでも、涙がでるくらいです。あの時は、ツラくで悔しくて、なぜ私は仕事が満足にできないのかがわからない状態でした。

どう改善したらいいのかも分からない、言わば「出口がない」状況が一番ツラいんですよね。

私は、広告代理店で働いていました。新卒で入社してまだ2年目くらいのことです。

企画営業として、広告を企画・提案・進行業務をしていましたが、クライアントは私が担当であることが不満で、1~2カ月で担当を変えてほしいと言われたことがあります。

クライアントから切られた原因は、度重なる小さなミスと、経験不足の頼りにならない若造であるということが原因でした。

広告代理店は、クライアントに先回りして提案し進行していかなければなりません。それなのに、指摘されてからやる、指摘されてもできないんじゃ話にならなかったんですね。

「こっちはお金払ってるんだから、仕事できない若い子には任せられないんだよね」ということでばっさり切られました。

担当してた案件は、かなり大規模な案件であったので、今となっちゃ悲しいけど切られて当たり前だよな、って思います。

「写真のアングルが悪い」と、クライアント担当者に怒られた打ち合わせの帰り道。

夕日が反射して、川の水が赤くキラキラしている長い橋を渡りながら、自分の無能さに悲しくて、涙が止まらなかったのを今でも鮮明に覚えています。その時初めて私は、仕事のことで父親に泣きながら電話しました。泣き言いうのはそれが最初で最後でしたが。

仕事のことで父親に電話するなんて今までなかったから、困惑ぎみだった父は、

ただただ

「大丈夫だよ、おまえはおまえのままでいい。」

と言ってくれました。

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立ち直る方法①自分の良さを探す

いきなり仕事ができるようになるなんて、ほとんどの人が無理なことです。

経験が浅い頃は能力の差が顕著で、要領の悪い人はどんどんミスを発生させるものです。そんな中、劣等感だけが膨らんでいき「なんで、できないんだろう」と当然ながら悩みますね。

しかし、それもあなたの個性です。

大切なのは、まずそのままの自分を受け入れること。

仕事ができないことは人生すべてをダメにするような「悪」ではありません。

人生の中でそういうときもあるんです。解決方法なら、探せばいくらでもあります。だから今の自分を認めてあげてください。

自分の根本的な性格を変えるのは、とても大変なことです。その性格を隠したり変えようとしたりしないで、自分のいい部分を見つけて伸ばすほうが、人間輝いてきます。

そのいい部分は、そのうち自分のマイナス面をおぎなってくれる役割をしてくれることもあります。

自分に自信が持てない人は、弱いところを一生懸命隠そうとばかりしていて、自分の良さを表現できてない人が多いと思います。

でも仕事ができない人が「自分の良さ」を表現しろって言われても分からないですよね。

特にへこんでるときは、全部否定的になっているため、なかなか難しい問題です。私もそうでした。自分の良さがない人はどうしたらいいですか?って感じです。

そのとき私が先輩に言われてた言葉は、「おまえの良さは、努力できることだ」

努力するということは、仕事できるできないに関わらず自分と向き合い、ひたむきに前に進むこと。その道のりで私らしさを見つけること。

「自分のいいところは努力できるところです」は誰でもすぐに言うことができますね。自分の良さが分からない人は使ってみてください。

『身長150cm・ベビーフェイスで中学生にも間違えられる25歳女性・自分の良さは仕事できないけど努力できること』

これが当時、私が私のままでいた、私でした。

立ち直る方法②時間に解決してもらう

「頑張ってればそのうちなんとかなるよ」っていう励ましの言葉ほど言われて悲しいものはありません。

そう、今!今すぐ、できない自分をどうにかしたいんです。明日にはクライアントと打ち合わせがあるんだから、今すぐ上手に仕事ができる人になりたいって思っているんですよね。

でもそれは現実的に無理です。今日できない人が、明日プロ並みにできるようにはなりません。

でも、そうやってできない自分を必要以上に攻めてはダメです。

私の合言葉は、「いつか時間が解決してくれる」でした。

焦って頑張っても、疲れて空回りするだけ。仕事ってやっぱり経験で得られることってすごく大きいんです。

慣れとか感覚って、時間をかけて自然と身につくものだから、自分が今どうあがいてどうやっても、すぐに手に入れることはできない

努力して失敗して反省して、また挑戦した先にあるものだから、気が遠くなりそうだけどみんなそうです。人は生まれてきてから、言葉を聞いて覚えて、転んでケガして、時間をかけて経験して学習するんです。それと一緒なんです。

立ち直る方法③あともう少しだけやる

クライアントに切られたり大きな失敗をしてツラいのは分かるけど、次の日に無断欠勤したり会社を勝手に退職するのは、やっぱりやめたほうが良いと思います。

「仕事ができるできない」と悩む次元ではなく、積極的に仕事ができない自分を作ることになるからです。

今まで努力した時間を全部リセットするハメになり、頑張った自分自身を否定することになります。

諦めるのは少し待って、「あともう少しだけ頑張ってみる」ことが大事です。ずーっと頑張らなくていいので「あと少しだけ」です。

どこかで見切りをつけるのも、もちろんいい。最低でもなんでクライアントに切られる結末になったのか原因と解決方法は、自分で答えを出したほうがいいです。そうしないと、次に進めないからです。解決しないままにすると、挫折ぐせがつきます。

人間って一度諦めたりすると、次はけっこう簡単にできちゃうものだからです。

でも、ホントに精神的にダメージがあって続かないときは、せめて一般的な順序をきちんと踏んで退職届くらいは出したほうがいいと思います。くれぐれも病気にならないように。自分の健康は大切です。